ガスールは使用期限切れても使える?効果は変わるのか試してみた
製造年月が12年前で未開封のモロッコ産のクレイ(粘土)「ガスール」は、はたして使えるのか?
そもそも使用期限はあるのか?効果は変わるのか?劣化するとどうなるのか?
さすがに10年以上前のものはと思いつつも使ってみました。
使用期限過ぎても使って見ようと思ったのは…
今回試すのは、ナイアードのガスールの粉末です。(2019年にチャック式のパッケージにリニューアルされています。)
ガスールの使用感、効果に惚れ込んで常に常備するくらい一時期はまっていましたが、他にも試して見たいものもあり、購入後未開封のまま放置していました…が…
もったいないので使いたい。
そもそもガスールは長い年月をかけて蓄積された溶岩粘土です。
そんな長い年月放置されていたのに比べたら12年くらい放置していても大丈夫なのでは?
天日干ししてカラッカラに乾燥してるし。粘土に使用期限ってあるの?
それに湿度に関しては不明だが、日の当たらない場所で保管していたので恐らく大丈夫であろうと自己判断で使ってみることに。
でも12年前か…けっこう古いな
ガスールの使用期限は?
ナイアードのガスールは、メーカーが保証する使用期限は未開封の状態で製造から3年です。
ナイアードのHPによると製造年をスタンプで印字しているとの事。「0910A1」
これですね。製造年月は、2009年10月ってことですかね?
(アルファベットは、製造管理のためのものだそうです)
ナイアードのガスールは製造年から3年は保証されています。
ということは、2009年製造であれば2012年までは使用できる。
現在2021年なので9年使用期限が切れていることになりますね。
でも保証する使用期限が製造から3年というだけで、保証はされなくても劣化していなければ使えると思いますけどね。
少しハードル下がったけど9年か…
使う前に確認したこと
まずは目視。
未開封とはいえカビとか虫とか入っていないかよーくよーくチェック。
でも完全に隙間なくパッキングされているので異物が入り込むことはないとは思いますが念には念を。
におい
異臭がしないか確認。ツーンとするとかカビ臭いとか。
溶かしてみる
通常は水を含むとイオン化され水に溶け込みクリーム状になります。
そうならなければ劣化により異常事態発生?ということではないのかと思います。
パッチテスト
二の腕の内側と手の甲でパッチテスト。
ほぼ日光に晒されない皮膚の柔らかい部分と、食器洗い洗剤により常に酷使され厳しい環境下にある手の甲。
この境遇?の違う2ヵ所に水で溶いたクリーム状のガスールを塗布。
しばらく放置し完全に乾く前に洗い流す。
かゆみや赤みなどの異常がないか確認。
これら全てクリアしたので洗顔やパックをしてみました。
ガスールの使用感は?
パックは毎日はしませんが、ガスールでの洗顔は毎日してみました。
ガスールで洗顔するだけでしっとりと潤い、お肌がやわらかくモチモチとした手触りになるのでスキンケアもあれこれ塗らずシンプルになりますね。
小鼻、背中、脇の下、足の付け根などは、あせも、黒ずみ、ニキビなどできやすい部位。
特に、脇の下、鼻、背中は脂漏部位なので皮脂が多く毛穴が詰まりやすいです。
脇の下に、制汗剤など毎日使うのであればより毛穴に色々詰まっている可能性もありますよね。
クレイパックって乾燥することが多かったけれど、ガスールはクレイ(粘土)なのにすごく潤う。
でも、ちゃんと毛穴の黒ずみや汚れ、くすみや匂いも吸着してくれる。すごい。
まとめ
捨てずに試してみてよかった。無駄にならなくてよかった。
12年前に製造され、9年使用期限が過ぎているガスールを7日毎日使用してもトラブルなく使えています。
効果も以前と変わらずのはずですが、自分が10年以上年齢を重ねたこともあってか、前よりもガスールのウルスベモチモチ感に感動。
未開封で状態が良ければ使えますが、メーカーの保証期限は過ぎていますのであくまでも自己責任でということになりますね。
もし古いガスールを顔や体に使うのに抵抗があるのであれば、ガスールの吸着力と油汚れを乳化する作用でお鍋や食器を洗うのに使ってみてはいかがでしょうか。
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