JIBUMI

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ガスールと重曹のパックで毛穴の角栓がとれるのか試してみた

吸着力抜群のガスールに、重曹(炭酸水素ナトリウム)をまぜてパックすると、本当に小鼻の角栓が出て、いちご鼻といわれる毛穴の黒ずみに効果があるのか試してみました。 

ナイアードガスールにはこんな使い方もあります。ガスールの使い方アレンジです。

 

 

重曹の弱アルカリ性の性質を利用して角栓除去?

ガスールと重曹 イメージ画像

角栓とは?

黒ずみ毛穴が気になって、角栓をついつい力まかせに押し出したり、剥がすパックを頻繁にしたり、大きくなった角栓を取ったら穴があいてしまったとか、そんな経験ありませんか?

 

そもそも、この角栓とは何かというと、皮脂とたんぱく質がまざったもので、約7割はたんぱく質(角質)なんだそうです。

だから硬くて、無理にとると穴が開くんですね。

 

表面が黒ずんでしまうのは皮脂が空気に触れて酸化するからです。

 

毛穴の黒ずみ


この角栓ができる原因の多くが肌の乾燥によるもの。

 

肌は乾燥すると、ターンオーバーが速くなり、結果として角質が毛穴に詰まりやすくなってしまうのです。

 

ターンオーバーが速くなるということは、角質がまだあかちゃんで未成熟な状態です。

 

この未成熟な角質は、剥がれ落ちる機能も低下しているので、うまく剥がれることができず毛穴に詰まって角栓となってしまうようです。

(角質で毛穴に栓をするから、角栓というんだとか)

参照 : KOSE

 

ガスール重曹を混ぜる理由

 

食用重曹

 

重曹とは炭酸水素ナトリウムのことでアルカリ性の物質です。

 

ベーキングパウダーの主成分、温泉の重曹泉といえばわかりやすいでしょうか。

食べ物を膨らませたり、温泉、胃薬、掃除にと、色々な用途に使える重曹には、たんぱく質を分解し、皮脂や角質、臭いを取り除く効能があります。

 

だから血液汚れやタンパク質による黄ばみ重曹で洗うと落ちるんですよね。

 

角栓も皮脂とたんぱく質なので、重曹で取り除けるのでは?と重曹でパックをしてみましたが、水に溶いた片栗粉のような感じで塗りにくく、ちょっとピリピリしたので1分位で洗い流しました。

 

やはり、重曹だけだと皮脂を取りすぎて乾燥しそうなので、ガスールを混ぜることに。

 

ガスールとはモロッコで採掘された天然のクレイ(粘土)です。この粘土は吸着力が高いのにミネラル成分でしっとりと潤うのが特徴です。

 

ガスール重曹でパックした感想

 

お皿に入ったガスールと重曹

ガスール重曹を少し混ぜてパックしましたが全く変化なかったので、ガスール重曹1対1の割合にしてみました。

 

使ったガスールは粉末タイプです。使う分量がわかりやすいので粉末タイプが好きです。

 


ナイアード ガスール粉末(パウダー)タイプ 500g

 

 

使う重曹は、掃除に使う工業用のものではなく食用です。コスパがいいのでこれを使っています。

 


パックス重曹F 2kg

 

 

鼻と頬とアゴに塗ってみました。

 

結果からいうと、角栓がニョロニョロでることはありませんでしたが、表面はきれいになりました。

これで、剥がすパックをしたら角栓がゴッソリとれそうだけど、毛穴が広がってしまいそうなのでやめました。

 

ガスールだけでパックするより少しサッパリ感が増したような。もっと脂性肌だったら大きな違いを感じたのかも。肌質によりますね。

 

角栓の大きさや硬さにもよりますが、一度で取り除くのは難しいのかもしれません。

無理にとろうとせず、パックで少しずつ角栓を溶かして、洗顔やクレンジングのタイミングで、自然にポロっととれるのを待つことにしようと思っていたら、

 

化粧用オリーブオイル

 

ガスール重曹でパックした日の夜に、化粧用の天然成分100%のオリーブオイルでクルクルしていたら、ザラザラしたものがとれました

 

たぶん、重曹で毛穴のたんぱく質がゆるんで、オリーブオイルの皮脂に近い成分が肌をやわらかくしておちやすくなったのかと思います。

 

 


オリーブ園 オリーブオイル 80ml

 

 

注意すること

 

重曹は弱アルカリ性なので、酸性の性質をもつ皮脂汚れに効果を発揮しますが、刺激を感じる人もいます。

肌が弱い人はガスールだけでのパックをおすすめします。

 

ガスールが汚れをとる効果が高いのに刺激がないのは、中性に近いからなんだそうです。(中性はph7)

水に溶いた重曹はph8.2位ですが、お湯で溶くとアルカリ度が上がり、炭酸ソーダに変化します。

 

初めてガスール重曹のパックをつくったとき、ぬるま湯でといたら空気を含んだようなふわふわしたパックになったので不思議に思っていました。

 

↓(ちょっとプクプクしている )

水で溶いたガスールと重曹

 

重曹をお湯で溶くのは、台所掃除などでしつこい油汚れを落とすには効果的ですが、肌に塗るには、刺激が強いので注意してください。

 

 

まとめ

角栓ができないようにするには、肌を乾燥させないこと。

ターンオーバーが、速くても、遅くてもダメで、正常なスピードで生まれ変わるのが理想的です。

 

ガスールは汚れを取りつつ保湿もし、滑らかな肌になるので、日常的に洗顔やパックとして使っていますが、重曹を混ぜてパックするのも個人的にはありだと思いました。

 

ガスールにはない、重曹の弱アルカリ性の特性は使う頻度を間違わなければ、かなり魅力的です。

気になる部分にピンポイントで、定期的に使いたいと思いました。

 

重曹には消臭効果もあるので汗をかいた後、泡立てた石鹸に重曹を少し加えて顔や体を洗ったり、お風呂のお湯に入れたり、足湯など臭いの気になる部分に使うといいようです。

 

 

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