ガスールで洗髪すると?試してみたのでレポします
クレイパックのおすすめといえばガスールです。
ガスールは洗顔、パック、洗髪と全身に使えるクレイですが今回は洗髪に使ってみました。
髪を洗う方法と美容成分について、効果などを紹介します。
ガスールとは?
ガスールは、粘土質の土です。(クレイ)
人間が手を加えていない自然が作り出した貴重なクレイです。
シリカ、マグネシウム、カルシウムなどミネラルが豊富に含まれた微細な粘土で、スメクタイト系のスティーブンサイトという珍しい鉱物なんだそうです。
ガスールの美容成分について
ガスールに多く含まれる二酸化ケイ素(シリコン、シリカ、無水ケイ酸)、マグネシウム、カルシウムが美しい肌や髪を作るミネラル成分ですが、その中でもケイ素は頭髪に良い働きをすると言われています。
ガスールはアトピー性皮膚炎の肌も刺激せずに洗うことができるそうです。
敏感肌やアトピー性皮膚炎は、肌のマグネシウムとカルシウムが不足しているので補うことで皮膚のバリア機能を改善するという内容の記事を読んだことがあります。
ガスールで洗髪してみた!
モロッコではガスールを石鹸の代わりに洗顔や洗髪をしますが、土(粘土)で髪を洗うという概念がないのでチャレンジするには勇気がいりました。
あらかじめ粉末をぬるま湯で溶いて水分多めのペースト状にしておきます。
作る量は使う分だけ。髪の長さで変わります。
個人的にはペーストよりゆるい液状に溶いた方が使いやすかったです。
それを頭皮と髪の毛になじませます。地肌に栄養を与えるように万遍なく。
コンディショナーは使わず洗い流すと、最初はきしみますが乾かすと髪が柔らかくなりサラサラした仕上がりに。
洗い上りは人によって違うようでサラサラ、ゴワゴワ、ネチョネチョなど様々。
髪質、シリコンでコーティングされた髪、傷み具合などによって違うようです。
特にフケに悩む人の多くは頭皮を洗浄しすぎで乾燥状態。そんな方にはぜひとも試してほしいです。
(ガスールは天然で無添加のクレイですが、合わない人もいるかもしれないので部分的に試すことをおすすめします)
継続することで良さがわかってきますが、泡がたたない洗髪は洗った感がないのが正直な感想。
でもガスールは汚れを吸着して保湿するので頭皮はさっぱりします。
ガスールの吸着力の高さは炭を凌ぐともいわれているんだとか。
ガスールは汚れだけではなく匂いも吸着するので、頭皮の匂いが気になる方にもおすすめですしペットの洗毛にも使えます。
匂いも汚れも取れて毛並みもよくなりますよ。
頭皮の潤いを保ち栄養を与えるので、当然髪には良いはずです。
ガスールについてのまとめ
今回はガスールでの洗髪を紹介しましたが、もちろん顔や全身に使えます。
ガスールパックは肌のキメを整え、くすみがとれるのをすぐに実感できますし、汚れを吸着して取り除きながらお肌を潤すので乾燥せずしっとり。
全身洗えばツルツルになりますよ。
しっかり水分を含ませた滑らかなガスールでパックし、乾く前に洗い流すのがコツです。
固すぎたりだまになったまま使うと効果を発揮できません。
ガスールはニキビ予防、エイジングケア として、はたまた髭剃りのシェービングクリームの代わりにと、何役もこなす万能なクレイです。
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