低糖質カップ麵でダイエットするなら?美容オタク目線で解説
数あるローカーボカップ麺の中で、選ぶ決め手となるのは糖質量とスープの旨味と、ダイエット成功のカギをにぎる食物繊維です。
糖質制限、ダイエット中は食べられる量が限られてしまうので、食べた時の満足感と腹持ちがとても重要です。
今回紹介する明星ローカーボヌードル野菜タンメン・鶏がら醬油は、旨味が凝縮されたスープがとにかくおいしく、麺も改良されて以前に比べコシがプラスされています。
ダイエットが趣味の美容オタク目線での感想をまとめましたので、よかったら参考にしてみてください。
ローカーボヌードル2種類食べ比べてみた!
野菜タンメンの特徴
栄養成分表示1食(57g)あたり
- 熱量 182kcal
- たんぱく質 8.5g
- 脂質 8.7g
- 炭水化物 32.8g
- (糖質 14.9g)
- (食物繊維 17.9g)
- 食塩相当量 4.5g (めん・かやく1.5g スープ3.0g)
※ 炭水化物は糖質と食物繊維のこと
まず、気になる糖質は14.9g カップ麺にしてはかなり低いです。一食をこれに置き換えたらだいぶ糖質量を抑えることができます。
- ご飯お茶碗一杯150gで糖質量は約55g
- 一般的な醤油ラーメンで糖質量は約80g
- カップ焼きそばの糖質量は約72g
熱量も他のカップ麺と比べると半分くらいで、食物繊維はとても多く17.9g含まれています。これだけで、食物繊維の1日の摂取目標量をほぼ摂れます。
食物繊維は 以下のような優れた働きがあります。
- 食後の血糖値の上昇を抑える
- ナトリウム・コレステロールを排出する
- 腹持ちがいい
食物繊維は糖質と一緒にとることで糖質を少しずつエネルルギーとして使っていくことができます。
糖質だけだと糖が、いっきに吸収され血糖値が急上昇してしまうので、使いきれない糖質は中性脂肪にかわり体に蓄積されてしまいます。
急上昇した血糖値が急降下すると、空腹になったと脳が勘違いして食べてもすぐにお腹がすいてしまうようです。そんな経験ありませんか?
食物繊維は確実にダイエットの味方だといえますよね。
※食物繊維の成人(18歳~64歳)の一日の摂取目標量は男性21g、女性18gとされています。
野菜タンメンを食べた感想
熱湯を入れて待つこと4分。カップのフタの上に後入れの調味油がついているのでまずはそれを入れます。まろやかになる旨味の素です。
一番に目につくのは、鳥のつくねのような謎の肉。けっこうゴロゴロ入っていて、他にもニラ、キクラゲ、人参、ねぎも。具材のニラは味も香りもちゃんとニラでした。
食物繊維を練りこんだノンフライ麺は、以前のものよりコシがプラスされながらも「もさっ」として食べ応えある感じ。個人的には好きな食感の麺です。この「もさっと感」がくせになります。
小腹を満たすのに丁度いい量ですが、おいしいので『あとふたくち食べたい!』って感じです。
でもスープを飲み干すと丁度よい感じにお腹が満たされるので計算された量なのか、食物繊維効果で後からお腹にたまります。量のわりに腹持ちもよいですよ。
スープがすごくおいしい。好みの味です。タンメンなので塩味のスープですが貝のような甘みと旨味があって、まろやかな味わいです。その分味が薄いと感じる人もいるかもしれません。
ちなみに食塩相当量はカップヌードルより0.4g少ないです。この例えで何となく想像できますか?
鶏がら醤油の特徴
栄養成分表示1食(57g)あたり
- 熱量 167kcal
- たんぱく質 9.4g
- 脂質 6.2g
- 炭水化物 33.4g
- (糖質 16.1g)
- (食物繊維 17.3g)
- 食塩相当量 5.0g (めん・かやく1.5gスープ3.5g)
※ 炭水化物は糖質と食物繊維のこと
野菜タンメンよりも脂質が少ないのでカロリーも少ないですが、糖質は若干多いです。とは言っても16.1gなので、他のカップ麺の約三分の一くらいの糖質量です。
食物繊維も17.3gと多く含まれていますが野菜タンメンの方が、謎の肉の大豆の食物繊維が含まれている分少しだけ多いです。
あと、野菜タンメンに比べると 食塩相当量は少し多いです。カップヌードルより0.1g多いくらいです。
鶏がら醬油を食べた感想
鶏がら醬油は、後入れの液体スープがついていて、これがスープの決めてになるんだろうなと思わせる濃厚な色と香りです。
鶏ガラの旨味がベースの昔ながらの醤油ラーメンのような、メンマの香りが食欲をそそります。具材は鳥のささみのような細切りの肉とメンマとネギ。
鶏がらのスープは香りもよくあっさりしていますが、塩味(えんみ)は野菜タンメンよりあるのでダイエット中にラーメンを食べたいという欲求を満たしてくれるスープの味です。
残ったスープでつくった即席茶碗蒸しは絶品でした。(器に移してスープに卵をよーくといてレンジでチンするだけ)
まとめ
二種類食べてみましたが、正直どちらもおいしいです。全くタイプの違う味なので、あとは好みですね。
でもどちらかと言えば野菜タンメンの方が好きかな。理由は、甘みのあるまろやかなスープが好みなのと、塩分相当量と糖質がこちらの方が少しだけ少ないので。
やはり糖質が少ないのが一番の特徴のカップ麺ですので、ダイエット中であれば少しでも少ない方を選ぶかなというのが率直な感想です。
麵に関しては、食物繊維を麺に練りこむことで糖質量を下げているので、食べ応えのある麺に仕上がっています。カップ麺1個であれだけの食物繊維が摂れるのはうれしいことです。
ローカーボヌードルは、とにかく2つともスープがよくできています。ダイエット食品?とは思えないほどで、好みもありますが普通のカップ麺よりスープはおいしいと思います。
しかもダイエット中でも罪悪感なく食べられる糖質量です。お湯を注ぐだけで簡単に食べられるので常備してると重宝します。
ローカーボヌードルは食物繊維の効果と腹持ちのよさで、ダイエット中の「小腹の味方」になってくれるカップ麺であることは間違いないです。